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help リーダーに追加 RSS 狂乱家族日記 第3話 「姫宮の鬼姫様」

<<   作成日時 : 2008/04/29 11:24   >>

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優歌を待ち伏せする二人の少年

家に帰ると玄関には銀夏が
「どうしたの!?怪我してるんじゃない!?」
「なんでもないの…なんでも…」

しかし、堪えきれなくなって銀夏に抱きつき泣いてしまう
「いつでも頼っていいのよ。こうして泣いている優歌ちゃんに胸を貸してあげること位できるわ。泣かないでとは言わない。泣きなさい。泣いてスッキリしなさい。」

優歌の眼帯が痛々しい…

帝架、雹霞も心配なようです
雹霞が光の剣を取り出したりと収拾がつかなくなってきた…
「あのね、皆に心配ばかりかけてごめんなさい。けど、私は大丈夫だから。いつまでも皆に頼ってるわけにはいかないし、大丈夫、これはさっぱり本当だよ」
やっぱりかわいい

いつもと違う道を通って帰ろうとする優歌の前に一人の女性が…
「姉様…違う、姫宮千子さん…」
こいつが真犯人か…
「姫宮に帰ってらっしゃい」
「嫌、帰らない」
「作り物の血も絆も無い家族なんていつか絶対歪みがでる。あなたはもっと深く、もっと致命的に傷つく事になる」
「私は、みんなを信じてる。私は、もう姫宮じゃない!乱崎優歌だよ!」
「あなたみたいな鬼が愛されるわけ無いじゃない!どうせ今の家族もあなたなんか愛しちゃいない!騙されてるのよ!」
「かわいそうな人…」
「っ!帰ってくるのよ!犬のように従いなさい!そういう風に育てたでしょ?この孤独人形は痛くされなきゃ分からないのかしら!?零子ちゃん、あなたがいないとお祖母様が怖いのよ!兄様もそう、あなたを殴れないとみんな不機嫌になるのよ。あたしのこと打つのよ!なんであたしがこんな思いをしなくちゃいけないの!?」
「苦しい…やめて…」
「手を離せ。俺の家族になにするんだよ。場合によっちゃあ、血ぃ見るぜ?」

銀夏が格好よく登場
「んで、てめぇらは、いったいどちら様?俺の妹になんぞ用ですかい?首を絞めて親愛を表すなんてこたぁねえだろ。ま、何だか知らねぇけど、消えてくれませんかね?俺は痛いの好きじゃねぇし、正直、こういう殺伐とした雰囲気とは関わらずに生きたいと願ってるんでね」
「諦めない。なにがなんでも姫宮に連れ戻してやる」
「姫宮…姫宮って…」
「あら、知らなかったの?その子は鬼の一族、姫宮の娘よ。一応名前は聞いておくわ。無礼者」
「俺は黄桜銀一だよ。姫宮千子ちゃん」

なんですか?知り合いですか?

銀夏は千子を助けると約束したが果たせないでいた

二人の少年にボコボコにされる優歌
「彼は私を憶えていた。姫宮千子と名前を呼んだ。けどあたしはもう…助けてもらえないんだわ!だってあたしは鬼だもの。もうあたしは彼に泣きつく事もできない…もっと殴りなさい!もっともっともっと!そのうち歯止めがきかなくなるまで!お父様もお母様もお祖母様も兄様もみんなそうだった。あの痛みも屈辱も零子ちゃん、あなたが受け止めなきゃいけないのよ!」
「あなたは、さっぱり自分勝手だよ。どうして痛みを下に下にたらい回しにすることしか考えられないかな?」
「まだ私に逆らうのね。あなたはそんな子じゃなかったでしょ?従順な孤独人形でしょ!」
「優歌ちゃん!」
「銀夏さん…」
「ちきしょう!どうしてこんなことするんだよ、千子ちゃん!どうして…」
「まったく滑稽だわ。馬鹿げてる」


そのとき、突然千子が苦しみだす
『死して屍拾う者なし。それが至高の死というものじゃな。灰は灰に、塵は塵に。だが、世の理を歪め捻じ曲げ貪り喰らう餓鬼の娘よ。汝は地獄へ帰り候え』
そこへ、凶華が
『携帯電話』ではないようです
てか、『携帯電話』の説明が無かったような…

千子は気を失う


千子に語りかける謎の声
『餓鬼の娘、泣きおるか。鬼の目にも涙。否、鬼は首を捥がれても泣かぬ。我も神では無いがゆえ汝が泣きよる理由が分からぬが、暫しその命預けよう。本来なら我の家族に牙剥く餓鬼を生かすほど優しくは無いのだがな。くく。愉快愉快。我も甘くなったものじゃ。千年の時が精神を軟いたか。狂乱家族が魂を鑢やるか』
家族って…乱崎家の誰かか?

凶華は千子を殺す気みたいです
「死にたく…ない」
「神の娘を虐げておいてまだ命を望むのかこの業突張り。貴様はな、人間として許されざる大罪を犯したのだ!」

そこへ凰火が止めに入る
「殺すものか脅していただけだ。恐怖を刻み込めば二度と悪さはしないだろうからな」
姫宮を潰すという凶華
しかし、凰火は反対する
「貴様の妻は誰だ?凶華様だ。絶対神だ。何が姫宮、鬼の一族だ。一万円札とか印刷されてる紙をたくさん持ってるだけの下等動物ではないか。下等動物がどれだけ奢り高ぶろうとも所詮は下等動物でしかない。何を躊躇しているのだ。馬鹿がいるなら滅ぼせばいい。間抜けがいるなら消滅させればいい。何をそんなに諦めているのだ。
宴の準備だ家族ども!姫宮と戦争を始めるぞ!」


夜目が利かないライオン、帝架

「それでは、破壊と、快楽と、狂乱を」

警備の人の制服のセンスの無さ…
戦場で芽生える銀夏の恋

簡単に制圧完了

本物のモナ・リザを見つけるが凶華は破いてしまう
「たかが絵画だ、博物館にある方を本物だと思っていれば幸せになれる。絵だとか金銭だとかそういう幻想に価値など無い。みんな幻だ。だがな、造り物だけど、幻ではない。我々の家族は幸福で価値がある。あの腐敗した天国には幻の幸福ばかりがあったけど、価値はなく本物でもなかった。凰火、気づいているか?我々はきっと世界で一番幸福な家族だぞ」

乱崎家は小高い丘の上に
「さて、最後の仕上げだ。派手な花火を打ち鳴らすぞ!」

「母親、そろそろ耳、塞いどいてね。鼓膜が破れちゃうから」
姫宮の家を爆破して終了

「千子ちゃん、ごめんね。早く助けてあげられなくて。俺は…」
「ううん。銀一さんは覚えててくれた」
「え?」
「あんなどうでもいい子供との約束を。そして、助けてくれた。あなたはあたしの救世主。まったくそのとおりなのだわ」


千子はDNA鑑定を受ける
閻禍の子供なら赤、違うなら緑のランプが点灯する
結果は緑、閻禍の子供ではなかった…
しかし、医者は閻禍の子供だと言う…
凶華の『携帯電話』で色覚神経を操作して緑を赤と認識させるようにしていた
千子は乱崎家の一員に

優歌に歩み寄る千子
「ごめんね。私、憎かったの、零子ちゃんが」
「え?」
「いいえ、羨ましかったの。あなたと同じように生きていたのにあなたは幸せになれた。新しい、鬼じゃない家族を手に入れて、笑えていた。だから苛めたの。馬鹿みたいな、子供みたいな妬みをぶつけて、傷つけて。ごめんなさい」

優歌は千子の肩に手をかけて優しく微笑む


「ようし!これから貴様は乱崎千花だ!」
「千花…乱崎千花…」


千花に語りかける声
『心せよ、汝の心にもはや明炯が無く、涙の雫まで悪に染め果つるならば、今度こそ汝に引導をくれてやるわ』
声の主は月香!?

EDが帝架になってる!
結局全部聞けるのか?


次回 「旅行も呪いも計画的に」

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